Yasuzo’s コラム

キャリアに活かすアドラー心理学 その➉ 「優越性の追求」

「すべての人を動機づけ、われわれの文化へなすあらゆる貢献の源泉は、優越性の追求である。人間の生活の全体は、この活動の太い線に沿って、即ち、下から上へ、マイナスからプラスへ、敗北から勝利へと進行する。しかし、真に人生の課題に直面し、それを克服できる唯一の人は、その優越性の追求において、他のすべての人を豊かにするという傾向を見せる人、他の人も利するような仕方で前進する人である。」

「人生の意味の心理学」(アルフレッド・アドラー(上)/(株)アルテ)

 

この一節は読むとなんだかジーンとして、泣けてくる想いが私はします。

次の2つのことを言っていると思います。

 

まず一つは、優越性の追求です。これは決して、他者と争うとか、他者の期待に生きるということではなく、自分の自己理想(なりたい姿)に向かって、前進することを意味しています。劣等感をバネにして、補償(克服)していくという勇気を意味していると思います。

私は「タテの軸」というブレない、キャリア・アクシス(軸)をイメージします。

 

そして、これで終わらないところがアドラーの普遍性!

二つ目には、人が協力し合うことの重要性を説いていますね。人は1人では生きてはいけない弱い生物で、宇宙の一部であって、自分が宇宙の中心にいるわけではないという、謙虚さも表していると思います。自分が世界に何を貢献できるかという、内側から外側にベクトルが向いています。自分が世界から何を得るべきか、とか、世界は自分をどう評価するのか、と言った、ベクトルが外側から内側に向いている自己中心性ではないことも意味していると思います。

私は、人が協力し合っていくという「ヨコの軸」をイメージします。

 

つまり、「タテの軸」と「ヨコの軸」がよりよく生きるためには必須なんだと思います。

周りに、一見「タテの軸」はありそうだけど、「ヨコの軸」を拒否しているような方を見受けませんか?あるいは、一見、その反対の軸が強そうな方。

 

私も若い頃は、自分の自立について関心を強く持ち追求したので、タテ軸優先だったような気がします。

しかし、私は究極的にはこの2軸は比例関係であって、全体として、2軸は太くなっていくと思います。

 

勇気の「タテ軸」と協力し合う、共同体感覚の「ヨコの軸」。この2軸のクロスする構図が、宇宙の法則であり、この構図から遠ざかると幻想に生きる住人になってしまうのだと私は思いますが、いかがでしょうか?。

 

 

アドラー心理学は、このタテ軸とヨコ軸を鍛えて行く考え方、技術が豊富に存在しており、よりよく生きるために実践活用されているのです。

 

以上

 

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